ハナキリン(Euphorbia milii)

丸みのある可愛らしい葉っぱに惹かれて購入したこの植物。プランターに植え替える際、茎に棘があることに気付きました。実は砂漠のような乾燥地帯に生息する多肉植物で、成長すると棘のある茎が太くグレー色になり、鮮やかな花を咲かせるようです。これからの成長がとても楽しみです。


ハナキリンの育て方

ハナキリン(花麒麟)は、マダガスカル原産のトウダイグサ科の多肉植物です。

特徴

  • 草丈: 20cm~2m
  • 花色: ピンク、赤、橙色、白、黄色
  • 開花時期: 3月~10月
  • 花の構造: 花びらに見える部分は苞(ほう)で、本当の花は中心の黄色い部分です。
  • 耐寒性: 弱い(最低でも5℃、できれば10℃以上を保つ必要があります)
  • トゲ: 太くて鋭いトゲがあり、樹液に触れるとかぶれることがあります。

育て方

  • 日当たり: 日当たりの良い場所を好みますが、夏場は直射日光を避け、明るい日陰で管理します。
  • 水やり: 乾燥に強く、多湿を嫌います。土の表面が乾いてから2~3日後にたっぷりと水を与えます。冬は1週間~10日に1回程度で十分です。
  • 肥料: 生育期(4~6月、9~10月)に緩効性肥料や液体肥料を与えますが、与え過ぎに注意します。
  • 植え替え: 2年に1回、4~5月が適期です。市販のサボテン用培養土や多肉用培養土を使用し、一回り大きな鉢に植え替えます。
  • 切り戻し: 茎が伸びすぎた場合は適度な長さに切り戻します。切った枝は挿し木に利用できます。
  • 増やし方: 挿し木で増やすことができます。適期は5~7月で、枝の先端を8cmほどに切り、樹液を洗い流してから乾燥させ、鹿沼土か赤玉土に挿します。

冬越し

  • 寒さ対策: 寒さに弱いため、冬は室内の日当たりの良い場所で管理します。最低でも5℃、できれば10℃以上を保つと良いです¹²。

ハナキリンは手間がかからず、長期間花を楽しめる魅力的な植物です。育てる際はトゲや樹液に注意。

ハナキリンの成長記録

2024年10月
観葉植物ハナキリンの花
観葉植物 ハナキリンの花
2025年3月